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上棟式で使用する棟札についての基本知識です
棟札は家の歴史を語るものとなります。
上棟日や棟梁の名前などを書きます。
日本古来からあり、古いお寺などが築●●年などとなっているのは棟札から判明する場合がたくさんあります。
また、棟札はその家に住むものの繁栄を神様にお祈りするものでもあります。

【棟札の書き方】
ここでは棟札の一般的な書き方についての説明です。
棟札の書き方 【表】
表の中央には以下の文字を書きます

「奉上棟天神地祇八百萬神家運長元祈」


意味としては

上棟あたり、天の神様や地の神様など世の中のさまざまな神様に家運が長く続くことをお祈りします

といった意味があります。
この文字の両サイドに

「伊邪那岐命」
「伊邪那美命」


の文字を書きます。
これはそれぞれ

「イザナギノミコト」
「イザナミノミコト」

と読みます。
これは夫婦の神様で日本に存在するすべての神様の先祖に当たる神様とされています。
つまり、日本ではじめて生まれた神様です。
日本全国で通用する神様ですが、
その家で崇拝する神様の名前を書く場合もあります。
神様の名前が分からない場合はいつもお世話になっている近所の神社に確認しましょう。

【裏】
裏には施主の名前、上棟日、建築会社名、棟梁の名前を書きます。
このほか、家族の名前や建築に関わるすべての職人さんの名前を書く場合もあります。


棟札には「ミズキ」とよばれる木が使われます。
水は繁栄を意味しますので、「ミズキ」が使われるようになったとされています。
逆に「ヒノキ」は「火の木」と火を連想しますので、建築の祝い事にはタブーとされています。
同じく「ヒバ」も「火場」と火事を連想する事から棟札の材料としては嫌われます。

棟札はインターネットで購入可能です。

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